昔からアジアンタイヤは硬くて劣化や減りが早いを言われていますがどんなものなのか気になるので硬度計で比較して確認してみたいと思います。
測定環境はみんな常に青空駐車で測定は朝の気温20℃と統一しており、
3月~12月はスタッドレスタイヤに交換しているので車庫に保管しています。
・MOMOタイヤ M300
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↓「1122」なので2022年の11週に製造
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硬度66でした。
ちなみにメーターの緑、黄、赤はスタッドレスタイヤの硬度についてなので気にしないでください。
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・ダンロップ エナセーブ
次に比較するのがダンロップのエナセーブです。
まあ、ダンロップはイギリスのメーカーなんだけど、
住友ゴムが製造してるから一応は国産かな…
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↓「0322」なので2022年の03週に製造
MOMOタイヤよりちょっと古いですね。
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硬度60でした。
確かにMOMOタイヤの方が少し硬いですね。
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結果はアジアンタイヤのMOMOタイヤが少し硬いとのことでした。
手で触るともっとMOMOタイヤが硬く感じ硬度計で70以上になると思ったのですが予想外でした。
ついでに他のタイヤも測定しました。
・コンチネンタル エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス
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↓「5022」なので2022年の50週に製造
MOMOタイヤより新しいですね。
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硬度59とほとんどダンロップのエナセーブと同じでした。
ダンロップに比べてコンチネンタルの方が乗り心地が硬めでしっかりした印象でしたが同じ硬度60だったとは意外でした。
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・ピレリ パワジー
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↓「4223」なので2023年の42週に製造
去年に買ったので新しいですね。
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硬度59
あれ?
コンチネンタルとダンロップと同じだ
ということはピレリのパワジーは新品から硬めのタイヤなのかな?
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・ブリヂストン トランザ
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↓「0422」なので2022年の04週に製造
ダンロップのエナセーブとほとんど同じ製造年数ですね。
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硬度62でした。
ダンロップのエナセーブよりちょっと硬いかな、
個人的にブリヂストンは柔らかいタイヤのイメージがあったのですが案外と他のメーカーと変わらないのが驚きでした。
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・ブリヂストン B250
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↓「1719」なので2019年の17週に製造
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・硬度62でした。
5年前(測定2024年)のタイヤなのにあまり硬くなかったです。
このブリヂストンのB250と聞いたことがない銘柄なのですが、
ネットで調べると海外向けに「B250 エコピア」となっているのでちゃんとしたブランド物でしょう。
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・ヨコハマ エコス
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↓「0718」なので2018年の07週に製造
6年前(測定2024年)のタイヤとこの中では一番古いタイヤです
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硬度69でした。
タイヤは5年以上を経過すると交換時期と言われてますので当然の結果ですね。
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いろんな製造年数をメーカーや銘柄違いで比較してみましたが、
MOMOタイヤは他に比べると2022年製造なのに硬いのかなと思いました。
ヨコハマのエコスは硬い数値を出しましたが乗ってみると乗り心地が硬くなくアジアンタイヤのような騒音や段差の衝撃が少ないのでさすが有名メーカーです。
タイヤは硬度だけではなく内部構造の技術の違いなんでしょうね。
勉強になりました。