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日産 ノート e-POWER

#85 日産 E13ノート 牽引フック

E13ノートの牽引フックの位置について紹介します。

フロントのカバーです。

バンパー外しのヘラを使用したほうがいいです。
他の車はくぼみがありますがE13ノートにはなく隙間に入れるのが大変です。

私は素手でやってますが、
外れた勢いでバンパーにパンチして怪我をしますので
みなさんは軍手を使いましょう。

次はリアです。

リアは簡単に外せます。

下の部分に力を加えて開ける感じです。

前モデルのE12ノートには、
リアだけ牽引フックがありません。

ただ、それっぽいのはあります。

しかしこれは、

船舶輸送時の固定専用

です。

説明書にも
「絶対に使用しないでください」
と注意してます。

ちなみに船舶輸送時の固定専用で牽引すると
破損します。

この収縮タイプの牽引ロープの使用で破損すると
ゴムパッチンのように車に飛んできます。
これは実際に事故になっているので本当に危険です。

皆さんも自分の車の牽引フックの位置を探してみましょう。

スタックしたときは豪雪や吹雪と足場や視界が悪く、
しかもカバーをどうやって外すのかもわからず、
工具がなければ素手では外せません。

何かあった時のために
困っている人を助けるために
愛車の説明書を読んでみてはいかがでしょうか。

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雪道

#13 雪国のオススメのカー用品(脱出用)

その前に、真冬の外に出るわけですので防寒具を車内に常備してください。
私の場合は
・防水の防寒着(できれば上下セット)
・防水防寒の手袋
・長靴
です。

これから紹介するのは雪にはまった時に必要なカー用品の3つです。

・牽引ロープ
・スノーヘルパー
・非金属タイヤチェーン

☆1つ目は「牽引ロープ」です。

有名なのは雪で動けなくなったトラックをインプレッサやジムニーが助ける動画です。
牽引ロープには伸び縮みするタイプとしないタイプの2種類あります。
「伸び縮みするタイプ」はロープを地面に擦ることなく、ある程度の距離を牽引するのに便利です。
しかし場合によっては
牽引の最中にロープが破断してしまい顔面ゴムパッチンのごとく車体を傷つけてしまうことがあるかもしれません。
なので脱出のみに使用する場合は「伸び縮みしないタイプ」のロープが良いと思います。
あと注意していただきたいのが
「最大破断力」「最大耐荷重」「破断張力」が「?トン」と記載されていますので確認した方がいいです。
(たまに脱出用不可、牽引のみのロープがありますので)

車体には前後に牽引フックがありますが車種によっては
前後の片方にしかなかったり、
ナンバープレートの内側にあったり、
ロープがバンパーに干渉したりとめんどくさい場所にあるので事前に位置を確認したほうが安心です。

一度、牽引ロープの装着の練習をしてみてはいかがでしょうか?

・次の紹介は一人での脱出方法です。
「先の尖ったシャベルとスコップ」が必須アイテムなのでこれも車内に常備してください。

☆2つ目は「スノーヘルパー」です。

タイヤに板を挟めて脱出する方法です。
FF車であれば前輪、FR車は後輪、
4WDはどちらでもOKですが重量が重い前輪のほうが良いかもしれません。
(車種や状況によります)

☆3つ目は「非金属タイヤチェーン」です。

いろいろなチェーンがありますがその中でオススメしたいのが
「三か所巻きの非金属タイヤチェーン」です。
これはジャッキアップが不要で他のチェーンよりも楽に装着できます。

先ほどの「スノーヘルパー」 と同じで
FF車は前輪、FR車は後輪、4WDはどっちかに装着です。
(4WDは前輪のほうがいいかも)

しかし装着できない車種やホイールがあるのでタイヤを確認したほうがよいです。
特に注意したいのがホイールとブレーキの間隔が狭くベルトが入らないことがあります。
(日産ノートや初代ラフェスタがそれでした)
おおよその基準はズボンのベルトが難なくホイールとブレーキの間を通り抜ければ大丈夫だと思います。

あとは装着の練習をしたほうが緊急時にあせらずできます。
練習の場合はあえてジャッキアップをして装着、
タイヤを空転させてどこか干渉しないか確認してください。
ブレーキホースやABSの配線が引っかかるので注意です。

みなさんもこれから装備してはいかがでしょうか?
「牽引ロープ」だけでも常備していれば自分が軽自動車でも近くにSUVやトラックがはまった車を救出してくれます。